キャンドルホルダーの製作が開始いたしました。①

キャンドルホルダーの製作が開始いたしました。①

岐阜県の工場にて、キャンドルホルダーの製作が開始いたしました。

なんと今回は、東急プラザ銀座11階にある、ギリシャ料理レストラン「THE APOLLO GINZA」様からオーダーを承り、ギリシャのアクロポリスの柱から着想を得てデザインさせていただきました。

製作過程の写真から完成を想像いただきながらお楽しみください。

巨大な大理石の原石から美しいキャンドルホルダーが完成するまでの工程を、順を追って説明いたします。

大まかな流れは、以下の通り。 

  1. 大理石の選定

  2. 大理石の原石を各キャンドルホルダーのパーツのサイズに合わせて切断加工

  3. 各パーツを形成

  4. 各パーツを研磨

  5. パーツ同士を接着

では始めていきます。

1. 大理石の選定

デザインが決まった後は、数ある大理石の中から、お店の雰囲気とキャンドルホルダーのデザインに合うこちらのビアンコブロイエという大理石を選定させていただきました。

2. 大理石の原石を各キャンドルホルダーのパーツのサイズに合わせて切断加工

重たい大理石を切断台に移動し、専用のマシンを使用してパーツのサイズに合わせて切断していきます。

大理石を切断する際は、粉塵が舞うのを防ぐために、水を噴出させながら行います。

こちらが、パーツの形になる途中段階のお写真。この時点でどの部分かわかるのは、おそらくデザイナーだけでしょう...。

今回のキャンドルホルダーは小さなパーツを斜めに切断する工程を含み、大理石に鋭角ができます。この鋭角を作る際に大理石が割れないように、大きな機械で小さなパーツを斜めに切断するのは至難の業。

大理石によっても強度や割れやすさが異なるので、大理石の扱いに慣れた職人の腕の見せ所です。

 

こんな小さなパーツができました。

 

さて、ここからどんな形になっていくのでしょうか?

残りの工程は、「キャンドルホルダーの製作が開始いたしました。②」にてご紹介いたしますので、どうぞご覧くださいませ。

完成までもうすぐです。

 

 

 

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